羽入のブログ

クソ雑記。目指せ1日1記事

【就活】”MR”という職業

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”こんばんは、はにゅうと申します”

 

皆さんは「MR」という職業をご存じでしょうか。

エン転職さん(https://employment.en-japan.com/tenshoku-daijiten/8458/)によると、

 

『MRとは、Medical Representativeの頭文字をとった職種名。 英訳をすると「医薬情報担当者」。 病院の医師や調剤を行なう薬剤師の方々に、「自社の薬に関する情報を提供」するお仕事です。』

 

ということです。

 

今回は、この「MR」という職業について、現役MR目線、質問形式で記述していこうと思います。できるだけ簡単に記述しますので、就活等にぜひお役立ていただければと思います。

 

 

 

1、「MRってどんな仕事してるんすか」

MRの仕事内容ですが、簡単に言えば「製薬会社の営業マン」です。

病院や薬局に行って、Drや薬剤師に薬を売り込みます。売り込みの手法として、一般的な訪問による面会の他、Drやスタッフの前で薬の説明会を行ったり、Drへの接待などがあります。

 

2、「MRの一日ってどんな感じ?」

一般的なMRの一日をお示しします。↓

 

7:00  起床

8:00  卸会社着、MSと情報交換

10:00  営業所着、内勤や面会の資料作り

12:00  クリニック、薬局、病院にてDrと面談 ×2~3

14:00  昼ごはん

15:00  クリニック、薬局、病院にてDrと面会 ×5~6

19:00  面会終わり、帰宅

 

大体こんな感じです。

「MS」とは簡単に言うと「医薬品の配達員」のことで、Drに必要な薬を聞き、配達する人たちです。MRよりDrと仲が良かったり、病院の薬事情に詳しい場合が多いので、情報を教えてもらいに行く感じです。

 

こうしてみると、拘束時間が長い職業という感じがじますが、実際は面会がここまでスムーズにいくことも少なく、結構隙間時間の多い職種です。実際一日のうちでDrと話している時間は1時間くらいの場合が多いです。

 

3、「MRになってよかったことは?」

もちろん、情報提供を通じて自社の医薬品を普及し、世の方々の健康に寄与できていることへの満足感を味わえる点ですね!!

 

・・・とまあそんなわけはなく、ぶっちゃけ「それ系」のやりがいを感じたことはほとんどありません。

(。。。というかこの仕事でやりがいを感じることなんてほっとんどないと思います)

もちろん薬が売れたときはうれしいですけどね。

 

一番良かったことは、「給料が高いこと」「自分の時間をたくさん取れること」です。

給料について、MRはいわゆる「外勤手当」に加えて「MR手当」なる副収入があることが大きいです。また製薬メーカーは「福利厚生」がかなりしっかりしている場合が多く、手取り以上に生活は豊かになります。

 

自分の時間について、これはMRでも勤務地勤務形態、会社の風土にもよりますが、いわゆるホワイトカラーの方々と比べると取りやすく感じます

何故か。平たく言うとサボれるからです。。。というとアレですが、裁量労働ができるからです。またMRは直行直帰が可能な場合が多いのでそれも相まって自分の時間は取りやすいです。

他のMRについて記述してあるサイトを見ると「きつい仕事」「拘束時間が長い」「遊ぶ時間がほとんどない」ということがよく書いてありますが、そんなことはないと思います。

 

4、「MRになって大変だったことは何?」

いくつかあります。一つは会社からの圧力です。

前述しましたように、MRも結局は「営業マン」なので会社には結果を求められます。しかし、他業界と異なり、薬が売れるかどうかはMR個人ではどうにもならないことが多く、結構「運次第」なところもあります。そんな中で結果を求められるのが非常につらい点であります。

もう一つは「転勤」ですね。僕はまだ経験はありませんが、人生設計をするうえでかなり悩まされるポイントだと思います。

 

あと、僕は人前で話したり、人と雑談することは全くストレスに感じないのですが、苦手な人にはかなりしんどい仕事かもしれません。説明会とかも結構な頻度であります。。

 

5、「MR試験、新人研修ってどうなん?」

就活でMR目指してる人が一番気にしてるところだと思います。

研修については会社にもよりますが、4か月程度拘束されてみっちり医療の勉強をするというのが主だと思います。

僕はまさに4か月、研修施設で拘束されて勉強しましたが、結構しんどかったのを覚えています。自分の時間もほとんどとれないしスマブラなんかできないし門限あるし土日に試験あるし思い出したらムカついてきましたね。

ただ、それだけの時間同期と密に接するわけですから、ある種の絆が生まれ、友達もたくさんできます。研修でも「お楽しみ企画」みたいなのも結構ありましたし、決してしんどいだけではなかったんですが、まあある程度は覚悟して臨んだほうが良いと思います。

試験については、会社側もある程度考慮してくれて、試験直近になると勉強に集中させてくれる会社が多いように感じましたので、そこまで心配しなくてよいと思います。試験自体もそんなに難しいものではないので大丈夫っす!

 

6、「MRの未来はどんな感じですか?」

ぶっちゃけ未来は明るくありません。

給与水準も引き下げの方向で動いている会社が多いですし、一部会社では大規模なリストラが起きているなどMRを取り巻く環境はかなり厳しいです。

MRに限らず、会社単位で見ても開発力のない会社は今後淘汰されていく状況ですので、もしMRになりたいのであれば、会社選びは慎重に行うのがよいかと思います。

 

 

 

 

以上、MRという職業について簡単に見てきましたが、最後に僕の思うMRに向いている人を紹介して〆たいと思います。

 

MRに向いている人とは

 

「人と話すのが苦ではなく、日々自己研鑽に励める人」

 

かっこよく書きすぎたかもしれん。結局「営業マン」なのでコミュ力は高いに越したことはありません。

「自己研鑽」意識高そうだけど土日とか積極的に遊びに行ったり、いろんな経験をするのが苦ではない人、ってニュアンスです。

 

また、これは完全に主観的な意見なんですが、今後MRで一生食っていく人なんていないと思います。(これはまた次の機会に触れたいと思います)

ですので、人生設計をしっかり考えて資格取得や資産運用を考えられる人のほうが向いていると思います。

 

ごちゃごちゃ書いてしまってすいません。

少しでも、これからMRになりたい!という人のお役に立てれば幸いです。

 

個別の質問等も受け付けまくってますので、その場合はTwitterのDMなりリプなりでご連絡いただければと思います。

Twitter:@hanyuSP(https://twitter.com/hanyuSP)

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました<m(__)m>